A 消化管

栄養素の吸収部位【語呂・覚え方】

Contents
  • 基本事項はこれだけ!
  • 大原則!吸収のメインは小腸
  • 胃で吸収されるもの:エタノール
    ・覚え方「お酒を飲んだらすぐに酔う」
  • 十二指腸で吸収されるもの:Fe, Ca, Mg
    ・ゴロ「12本の鉄火巻き」
    ・解説
  • 回腸末端で吸収されるもの:胆汁酸, ビタミンB12
    ・ゴロ「会長の誕生日はいつ?」
    ・解説
  • 国試にチャレンジ!
  • まとめ

基本事項はこれだけ!

おさえておきたい基本事項を図にまとめました。

以下、簡単に解説します。

大原則!吸収のメインは小腸

小腸は、ケルクリングひだ(輪状ひだ)が発達していて、吸収に特化しているんでしたね。実際、栄養吸収のほとんどは小腸で行われます。糖・蛋白質・脂質といった栄養素だけでなく、電解質、水分も小腸で吸収されます。

残った栄養素や水分は大腸で吸収されることになります。
また、大腸には無数の腸内細菌がいて、腸内細菌が産生した物質も大腸で吸収されます。ビタミンKがその一つですね。
抗菌薬を持続的に投与したときには、腸内細菌が死滅することによるビタミンK欠乏に注意しましょう。

食品表示上「0kcal」と表示できる難消化性デキストリンなどは、確かにそのままでは消化・吸収されません。しかし実際には、大腸の腸内細菌によって酪酸や酢酸などの種々の有機酸に代謝され、最終的には大腸で吸収されることになります。しかも腸内細菌による代謝産物は、ヒトにとって大きなエネルギー源になっており、1日の摂取カロリーの約10%を占めると言われています。

極端に多くの難消化性食物繊維を摂取した場合でどうなるのか気になるところですが、「0キロカロリーは痩せない」っていう噂は全く根拠のない話では無さそうですね。

実験医学増刊 Vol.37 No.2

以上、大原則をおさえてもらった上で、少し細かく見ていきましょう!

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